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仙台城~伊達政宗公が築いた仙台藩の居城~

仙台城概要

 前回に引き続き、伊達政宗公の足跡を追うシリーズです。今回は伊達政宗公が築いた仙台藩の居城である仙台城青葉城)です。前回ご紹介した伊達家霊廟である瑞鳳殿からは、川を隔てた山の上にあります。

 瑞鳳殿から仙台城までは歩いても行けますが、仙台城は巨大な山の上にあるので、車かバスがおすすめです。観光バスである「るーぷる仙台」であれば回ってくれます。

 それでは早速仙台城に行ってみましょう。

仙台城の駐車場

 仙台城には駐車場があります。山の上にある仙台城の中に駐車場はありますが、下から上っていくと、巨大な石垣の間を通っていくことになりますが、これだけでも仙台城がいかに巨大な建築物なのかが分かります。道なりに進めば迷うことなく駐車場入り口に着くと思いますが、空いていれば一番上の護国神社の側に駐車することができます。

 料金は1時間500円で、その後は30分ごとに200円です。確かお土産物店で買い物すれば無料のサービスがあります。

宮城縣護国神社

 駐車場から歩くと一番初めに着くのが、宮城縣護国神社です。護国神社御朱印はもちろん、仙台城御朱印もこちらで貰えます。オススメは、伊達政宗公の兜の前立ての模様が入った仙台城御朱印です。

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 仙台と言えば、東北3大祭りの七夕ですが、なんと伊達政宗公の時代から続いているようです。新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、早く収束してまた七夕まつりが再開して欲しいと思います。

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 七夕の飾りがきれいです。この宮城縣護国神社ですが、明治時代に創建され、明治維新から大東亜戦争までの、東北出身の戦没者の英霊の御霊を祀っています。英霊顕彰館では、明治維新から大東亜戦争~アジア独立戦争までの記録を見ることができます。

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 青空に朱色が映えます。瑞鳳殿もそうでしたが、仙台の歴史的建築物はカラフルな建築様式が多いように思いました。これもいわゆる「伊達者」の流れを汲むセンスなのでしょうか。

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 なぜと言われると困るのですが、拝殿前には赤びょうたんが飾ってありました。社務所でこの赤びょうたん付のお守りを販売していたので、仙台城の名物なのでしょうか?

仙台城址公園

 仙台城は、正確には「仙台城址」で今では石垣しか残っていません。かつてはお城がありましたが天守閣等はなく、家康に睨まれないように敢えて天守閣は作られなかったと言われています。

 家康の死後、政宗公は3代将軍家光の時代まで生きるのですが、政宗公以外に生き残った戦国大名はなく、将軍家光もよく政宗公に戦国時代の話を聞くなど、大変尊敬されていたそうです。

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 宮城縣護国神社を抜けて先に進むと、視界が開け石垣の上から仙台の町を見渡せる公園に出ます。ここから下を見下ろすと、大きな石を使って作られた巨大な石垣を見ることができ、この仙台城がいかに巨大で、また伊達政宗公がいかに力があったかが分かります。

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 おおっ!という声があがると思いますが、仙台城の石垣の上から内陸の方を見たところです。海とは反対側ですが、仙台がいかに大きい街なのかが分かります。

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 こちらは仙台駅方面を見渡したところです。背の高いビル(ウェスティンホテル)のある方向に仙台駅があります。画面左の小さな山みたいに見えるところが、前回ご紹介した伊達家霊廟の瑞鳳殿があり一帯です。川を挟んで反対側にあることが分かりますね。

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 さて今回のハイライト、かの有名な伊達政宗公の騎馬像です。きっとこれを見るために、皆様は仙台城址公園に来るのかと思います。きっと期待を裏切らないと思います。迫力はありますし、何と言ってもカッコいいです。

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 こちらの写真の方が大きさが分かると思います。これだけ大きな彫刻を、3本の馬の脚で支えているというのは、何とも絶妙なバランスだと思います。

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 空に映える伊達政宗公です。先日の東北の地震で、兜の前立ての月の部分が折れてしまったそうで、現在修復をしているということです。また早くこの勇ましい騎馬像が見れることを祈っています。

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 ここからは、様々な角度から見た伊達政宗公騎馬像です。どこから見ても絵になります。仙台の方々から未だに尊敬されているのはよく分かります。ちなみに訪れた日は、夏休みの観光シーズンでしたが、新型コロナウイルスの影響でほとんど観光客はいませんでしたので、普段の仙台城址公園がどのくらい混んでいるのかは分かりません。

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 伊達政宗公騎馬像と仙台城から見下ろす仙台の街並みです。仙台は東北で一番大きな街であり、街並みも非常におしゃれで綺麗です。住みたい町ランキングでも上位に来るのがよく分かりました。

 この町を築いた伊達政宗公は、戦国の英雄というだけではなく、後世を生きる仙台の方々にとっても英雄なのだと思います。

 前回に引き続き、伊達政宗公の足跡を追ってみました。初めて歴史もののブログを書いてみましたが、思いのほか好評だったため、次回以降もたまには歴史シリーズを入れていきたいと思います。

 ご覧いただきありがとうございました。

 

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