子供三人家族の海外&国内旅行!

子連れ海外・国内旅行、特に子供が多い方の参考になればと思います。

岩手の素敵な民泊「はこや」③

箪笥工房宿はこやで野菜収穫体験

 前回・前々回に引き続き、岩手の素敵な民泊施設である箪笥工房宿はこやのご紹介です。前回は、はこやの設備をご紹介しましたが、今回ははこやでの野菜収穫体験のご紹介をしていきます。引き続きのブログのため、前回・前々回をご覧になられていない方は下記より以前のブログをご覧になってからの方がより分かりやすいと思います。

 また、ご紹介する箪笥工房宿「はこや」については下記URLをご参照ください。airbnbのサイトですので、こちらから予約することができます。いつが空いているかも分かります。

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 まずこちらは、箪笥工房宿はこやの全体を裏側の野菜畑から撮影したものです。古民家を丁寧にリノベーションされているので、とても綺麗なことが分かります。

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 市街地からは、この一本道を通ってきます。一面に水田が広がり、街灯が一本ありません。隣の家とも離れているので、夜は本当に真っ暗になります。

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 道路側の庭に、箪笥工房入口の立て札があります。オーナーが育てている野菜畑の順路もこちらです。なお、野菜は季節によって変わるので、詳しくは以前のブログに掲載している家の中のインフォメーションをご覧ください。今、どこの畑で何か採れるのかが分かります。

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 薪を使った素敵なオブジェの脇道がオーナーのご自宅との道になっており、東側の畑の入口にもなっています。向こうに見えるのは近所の方の家です。

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 先程の薪のオブジェの脇道を入るとすぐにゴーヤがありました。好き嫌いはあると思いますが、チャンプルーが一番美味しいですね。ゴーヤと言えば沖縄ですが、東北でも立派なゴーヤができでいます。

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 先程のゴーヤからオーナーのご自宅に見上げたところです。詳細な写真はありませんが、右下にミョウガが生えており、何本か収穫しました。漬物にもお味噌汁に入れてもおいしいです。

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 オーナーのご自宅横の畑にて。こちらはズッキーニです。ご覧の通り大きくて立派なズッキーニでした。食べてみましたが、とても美味しかったです。

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 こちらも同じ畑にはるキュウリです。毎日採っても次の日にはまた大きくなってるとのことです。これらの畑は有機肥料のみで無農薬で育てられているので、子供でも安心して食べることができます。

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 ピーマンかと思ったらシシトウとのことです。辛くないので煮びたしにしても美味しく、子供たちはむしろピーマンより食べやすいと言っていました。

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 そしてこちらがピーマンです。子供たちはピーマンは苦手なので、上のシシトウをよく食べていました。大人はピーマンが好きなので野菜炒め等にして食べました。

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 こちらも同じ畑にあるネギです。細いのから太いのまで何種類かありますので、その日の料理に合わせて少しずつ収穫しました。

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 こちらも何種類かあったナスです。このナスも野菜炒めにして食べましたがとても美味しかったです。収穫したものや料理の様子は後ほど。

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 オーナーのご自宅から少し山を登ると、この鉄筋だけのビニールハウスのようなものが見えてきます。後ろに見える山は、いつ熊が出てもおかしくないので、野菜採りに来る時には熊鈴が必須です。手を叩いたり大声で叫ぶのも有効だとのことです。

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 ここにあるのが、今回私が最もオススメするインゲンです。オーナーのお話では、普通のインゲンと地物のインゲンが植えてあり、この地物のインゲンがとても美味しいのです。子供たちにも大好評でした。

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 写真では見えづらいかもしれませんが、大きなインゲンで豆の部分が大きくなりすぎると固くなってしまうとのことでしたが、野菜炒めはバターソテーにすると大変美味しかったです。これが地物のインゲンで、スーパー等では滅多に見掛けないです。

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先程のインゲンの場所から山を下ってくると、古民家の横にあるトマト畑に出ます。野生のタヌキなどが来るので網で覆っています。入る時には、網が重なっている場所から開けて入りますが、出る時にはしっかりと閉めるのを忘れないようにしましょう。

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 こちらはミニトマトです。どれも美味しいのですが、特に黄色いというかオレンジの色の濃いものが甘くて美味しいです。無農薬なので、その場で収穫して食べることもできます。

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 この比較的長いトマトは料理用のトマトだということです。そのまま食べても美味しそうでしたが、我が家はトマトパスタソースにして食べました。何というトマトの品種かは忘れてしまいました。

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 宿泊している古民家が左手前、オーナーのご自宅が左手奥です。古民家の横のトマト畑から山を見上げた風景です。右手前は確か大豆だったでしょうか?インゲンが採れる場所はこの山の中腹辺り、右手奥の森の手前です。

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 収穫してきた野菜類です。トマトとインゲンの他に桑の葉も採ってきました。血圧を下げる効果があるということで、毎朝食べていました。この籠も宿にありますので利用させて頂きました。

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 収穫してきたトマトです。丸いものはサラダにして食べ、長細いトマトはパスタのソースにして食べました。トマトはどれも甘く、特にミニトマトはフルーツトマトと言えるほどの甘さでした。

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 これは初日にオーナーと一緒に収穫させて頂いた野菜です。これだけあれば、大体2~3日分の量はあります。普段は野菜をあまり食べない子供たちが美味しいと言ってたくさん野菜を食べるので、多目に収穫させて頂きました。

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 とある日の夕食です。カレーに収穫してきた野菜を添えてみました。野菜は全て、今回宿泊したはこやで採ったものです。子供たちと一緒に収穫した野菜を使って、子供たちに料理をさせるのは貴重な経験になり、良い夏休みの思い出になったと思います。

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 時々雨が降ることもありますが、そんな時はこの景色を見て、雨音を聞きながらぼうっと過ごすのも何とも言えない贅沢です。こんな経験は都会ではできません。ここが自分の田舎だったらなぁと思います。

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 はこやのオススメのこのオープンエアのスペース。私はここで座って、飲み物を飲みながら景色を見て過ごすのが好きです。日頃のストレスがどうでも良いことのように思え、心がリフレッシュされていくのが分かります。

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 夕焼けの時間になりました。いつの間にか日が暮れて夕焼けになり、やがて空に満天の星が見えてくる。ここで暮らすことができれば、恐らく大きく人生が変わることでしょう。それはそれで苦労もたくさんあるとは思いますが、誰もが一度はそういう思いを持つと思います。

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 民泊の良いところは、実際にその地方に試験的に済むことができることです。電灯すらない真っ暗な夜など、都会ではできない体験をすることができます。特に子供たちには貴重な体験となったようで、全員がもう一度はこやに行きたいと言っています。

 コロナ禍で海外に行けなくなり、日本国内を旅行することが増えましたが、今回のような民泊をすることで、日本の素晴らしさを改めて実感することができました。

 今回の旅行では膨大な写真を撮りましたが、そのほとんどがこのはこやでの写真ですので、それだけこのはこやでの思い出が多かったということです。観光にも行ったので、次回からは少しずつ岩手県の観光地の様子をアップしていきたいと思います。

スーパーお買い物情報

 ここからは、我が家がはこやに宿泊した時によく利用していたスーパーの様子を載せておきますので、実際に宿泊するようなことがあれば参考にして下さい。

 はこや周辺にはいくつかの大型スーパーがあり、ほとんどのスーパーには行きましたが、今回ご紹介するスーパーアークス矢巾店が品質とコスパが最も良かったです。

 はこやからは車で15分ほどで、こちらに行けば大体何でも揃います。100円ショップのセリアやドラッグストアも隣なので不便することはありませんでした。

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岩手の素敵な民泊「はこや」②

箪笥工房宿はこやの設備

 前回に引き続き、岩手の素敵な民泊施設である箪笥工房宿はこやのご紹介です。前回は、はこやの概略をご紹介しましたが、今回は詳しい設備等のご紹介をしていきます。前回からの続きブログのため、前回をご覧になられていない方は下記より前回のブログをご覧になってからの方がより分かりやすいと思います。

 また、ご紹介する箪笥工房宿はこやについては下記URLをご参照ください。airbnbのサイトですので、こちらから予約することができます。いつが空いているかも分かります。

 

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 それでは早速、箪笥工房宿はこやの設備をご紹介していきます。こちらは、はこやを横から見たところです。庭と道路に繋がる坂道を利用すれば、車が3台ぐらいはおけます。バーベキューや花火もできます。

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 こちらは台所の水回りです。まだ新しいのでとても綺麗です。ご覧の通り、コップがたくさんありますが、その他の食器も棚の中にたくさんありましたので、食器が足りなくて困ることはないと思います。

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 お茶や紅茶・コーヒー等が無料で利用でき、非常にありがたいです。全てに英語で説明が書いてあるのは、子供の英語の勉強にもなります。

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 こちらも台所にある、コンロ・冷蔵庫・電子レンジや炊飯器です。自炊に必要なものは全て揃っていますので、こちらに宿泊している限り、毎日外食する必要はありませんでした。

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 冷蔵庫の前には、サランラップやアルミホイルが完備されています。注意書きにある通り、パンやフレンチトーストを注文することができます。1個150円のキドパンはおすすめです。子供たちは、何もつけずにペロっと食べてしまいました。

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 こちらがそのキドパンです。外はカリカリで中はもちもち。焼き立てでしたので、温かいまま頂きました。何も付けなくても、とても美味しく、日頃から自家製天然酵母のパンを食べている子供たちも、とても美味しいと言っていました。

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 冷蔵庫やレンジ類のアップ写真です。全て綺麗なので、安心して使うことができました。炊飯器で自炊しても良いですし、近くのスーパーでお弁当等を買ってきてレンジで温めて食べても良いでしょう。オススメのスーパーについては、次回のブログでご紹介したいと思います。

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 我が家は長期滞在だったのでお米をスーパーで買いましたが、短期滞在の方は、こちらのお米を買うこともできます。1合100円です。またレトルトカレーも買えます。1個150円です。野菜を収穫して「夏野菜のカレー」などいかがでしょうか?

清潔なシャワールームとトイレ

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  上の写真はシャワールームの入口部分です。洗濯物かごもあるので、こちらでその日に着たものをかごにいれて、外の洗濯機で洗えば、翌日には乾いています。

 下の写真は、シャワールームです。こちらのHPにもある通りバスタブはありませんが、夏だったので特に問題はありませんでした。

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 シャワールームの横に、ファイスタオルとバスタオルがあります。ドライヤーもあるので、全く不自由はありませんでした。連泊する場合は、ゴミ出しをするところにバスタオルを出しておけば代えて頂けます。我が家は洗濯物と一緒に洗って干して使っていました。

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 こちらは洗面台です。ご覧の通り何でも揃っています。窓のところにある歯ブラシは有料で売っているものです。もし忘れても安心です。石鹸もアルコール消毒液もあるので、コロナ対策もばっちりです。

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 洗面台の両脇にはトイレがあります。男用は独立しています。どちらも新しいので、とても綺麗で使いやすかったです。外から見られるのが心配な方は、曇りガラスの窓を閉めましょう。

1階と2階の和室

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 こちらは1階の和室です。広さは10畳ほどでしょうか。家族5人であれば、全員で布団を敷いて寝ることができる広さです。廊下を挟んで洗面台とトイレ、左側の廊下を行けば玄関に出ます。左上に見えるのは、スマホを充電できる置き場です。

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 こちらの和室は箪笥職人の宿という訳で、船箪笥が飾ってあります。その隣の押し入れの中には、布団一式がありました。1階和室にはクーラーはありませんが、真夏の宿泊で全く暑くなかったです。

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 1階和室の廊下と縁側です。この廊下にある椅子に座ってぼうっとするのも良いですし、縁側に座るのも良いです。ただし、網戸は開けっ放しにしない方が良いです。

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 2階への階段です。この急な勾配の階段は、今ではなかなか見ないですよね。昔からある田舎の古民家に行けば今でも見ることはできます。子供は転げ落ちないように、ゆっくり上りましょう。

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 こちらは2階にある和室です。この和室にはクーラーが付いています。押し入れの中には布団が二組ありました。宿泊したのが真夏だったので、こちらでクーラーをかけて寝なければならないと思っていたのですが、全くその必要はなかったです。

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 2階の和室から田んぼ側の外を見たところです。この他に2階にはもう一部屋ありますが、工事中ということです。荷物置き場には使っても問題ないそうです。

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 夜になるとこんな感じです。フラッシュで撮ったから暗いのではなく、街灯がないので本当に真っ暗になります。その代わり、都会では見られないような星空が見れます。ここで暮らしてみると、「本当に真っ暗な夜」という経験が貴重になってしまうような生活をしているということを、しみじみ感じてしまいます。

 次回のブログでは、箪笥工房宿はこやの野菜収穫の様子をお伝え致しますので、宜しければ是非ご覧ください。

 

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岩手の素敵な民泊「はこや」①

岩手県の民泊施設を探す

 今回ご紹介するのは、岩手県の素敵な民泊施設「はこや」です。これまで様々なホテルや民泊施設にも宿泊してきましたが、間違いなく一番素敵な場所でした。本当は内緒にしておきたいのですが、皆さんにも是非この素晴らしい場所を体験して欲しいので、ご紹介することにしました。

 東北はあまり人気がない観光地だと言われるのですが、私は今住んでいる場所を除けば、住んでも良いと思うのは東北、特に岩手県です。行ってみれば分かるのですが、首都圏近郊の観光地では、自然といっても人の手の入った自然が多いですが、岩手県辺りまで来ると、手つかずの自然がまだ残っています。

 また古代からの文化圏というかルーツが異なるため、独特の自然と雰囲気があります。遠野に代表されるように、明治あたりまでは山人や異人を身近に感じる生活をしていた場所もありますし、世界的に有名な宮沢賢治を生んだ土地でもあります。

 実際に行ってみれば、自然のレベルが違うことに気付くはずです。私は大学生の時に、遠野物語宮沢賢治でレポートを書いていたので、行ったことがあったのですが、今回あれから四半世紀以上経ち、再訪したい気持ちが高まり、家族5人で行くことにしました。

 さすがに家族5人ともなると、予約できるホテルや旅館も少なく、あったとしても非常に高額になってしまいます。以前から国内旅行をする時は民泊を使っているのですが、今回も岩手県で民泊を利用することにして、Airbnbで探すことにしました。

 いざ探してみると、京都などの人気の観光地と比べればまだまだ少なく、特に岩手県秋田県は少なく感じました。私が民泊を利用する時は、極力古民家を利用した施設を探すようにしているのですが、その条件に当てはまり、なおかつスーパーホスト(民泊のホストの中でも特に評価が高い方々)で、満足度が高い施設となると、今回ご紹介する「はこや」を見つけました。

箪笥工房宿はこや

 はこやについて簡単に説明しますと、岩手県紫波町にあります。知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、盛岡市の下に位置し、盛岡市からは車で30分弱、東北道の最寄りのインターからも20分弱です。立地が良いので、盛岡や小岩井農場、遠野や平泉など、こちらを拠点に岩手県全域、少し足を延ばせば秋田県青森県にも行けます。

 また一番のポイントは、ホストの木戸さんが「スーパーホスト」であること。スーパーホストとは、特に高評価をされた民泊のホストのことです。ホストの木戸さんは本当に親切で、滞在中はお世話になりました。奥様がホストで旦那様が箪笥職人ということですが、親切なご夫婦でいろいろと教えて頂きました。ホストに会うためにここを訪れる人がいるというのも納得です。

 はこやは里山の風景を色濃く残した場所に立地しており、夜は静かで真っ暗です。首都圏の子供たちはびっくりすると思いますが、該当もないので本当に真っ暗です。その代わり夜の星の多さにもびっくりするでしょう。 一番近くのコンビニまでは7分、大型スーパーにも15分ほどで行けるので、全く不便さは感じません。

 それでは早速、多くの方に泊まって頂きたい箪笥工房宿はこやを詳細にご紹介していきます。写真が多いため、3回~4回のシリーズでご紹介する予定ですので、お付き合い下さい。

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 こちらが、はこやです。ご覧の通り古民家を利用していますが、リノベーションをしっかりされているので、中はとても綺麗です。田舎に帰省したような雰囲気がありますよね。

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 はこやの前には、このような味わいのある看板があります。通り過ぎることはないと思うのですが、念の為、ナビを設定すると良いと思います。後ろ見えるのはトマトのハウスで、宿泊者であれば自由に収穫して頂くことができますが、それについては次回以降のブログでご紹介します。

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 縁側と網戸と簾。田舎の3点セットですね。ちなみに訪問時は8月のど真ん中でしたが、クーラーは使いませんでした。網戸がちょうど良いくらいで、雨が降ると逆に寒かったです。避暑にはちょうど良い気候です。

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 ここが私の一押しポイント。母屋の裏口に作られた贅沢空間。ここからの眺めが素晴らしいので、日が暮れるまでの時間をまったり過ごしていました。朝ごはんを食べたり、夜は星空の下でお酒を飲むのも良いかもしれません。

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 どうですか、この眺め!写真では分からないかもしれませんが、この風景を眺めながらゆっくりと時間が過ぎるのを楽しむ。最高の贅沢です。夜になると真っ暗なので、向こうから車が来ると、トトロのネコバスが来たように見えます。

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 目の前の道の反対側には、この水田が広がります。正面奥の森の淵の辺りで、何か白い動物が歩くのを目撃しましたが、ホストによるとカモシカかもしれないとのことです。滅多に出ませんが熊もいるようで、滞在中も少し離れた場所に熊が出たということで、注意喚起がされていました。

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 少し道を下ったところから見たはこやです。ご覧の通り街灯は全くありませんが。この道の奥にも住んでいる方が結構いるということで、車通りは思ったよりもあります。左の赤い屋根の建物は現在改装中で、ホストによると様々な体験ができたり、旅行者と地元の方々が交流できるような場所を作りたいとのことです。

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 こちらがその改装中の建物です。ホスト自ら様々なアイデアで、古民家をグレードアップされているので、次に行った時に何か新しいものが増えているのか楽しみです。

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 こちらは先程の素敵なスペースにある裏口です。こちらからリビングルームに出入りできます。滞在型の方は、こちらから出入りすることが多いと思います。畑に行くときは、正面の白いキャビネットの中に長靴があるので使わせて頂きましょう。ビニールサンダルが見えますが、これも借りることができました。

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 先程の写真で洗濯機が見えましたが、この洗濯機も無料で使うことができます。新しい洗濯機ですが、珍しい二層式です。そういえば昔は二層式洗濯機でしたよね。当然子供たちは初めてみる洗濯機で興味津々でした。私ぐらいの年代がギリギリ使ったことがある年代でしょうか?洗剤も横にあります。

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 二層式洗濯機を使ったことがなくても大丈夫。このように使い方を詳しく書いてくれています。はこやは至る所にこのような説明書きがあり、これを読めば誰でもこちらのルールを理解することができます。また、全ての注意書きに英語が併記されているので、外国人の方でも安心して宿泊することができます。実際に訪問ノートを見ると多くの外国人の方が宿泊されています。

はこやの中に入ってみる

 それではここからは、はこやの中の設備や様子をご紹介します。

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 まずはこちら、玄関の横に設置してある許認可証です。ちゃんと県の認証を受けている施設という証明です。緊急連絡先は個人情報なので消しましたが、実際にはちゃんと書いてあるので安心して利用することができます。

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 こちらは玄関です。下駄箱にはスリッパがあるので使わせて頂きます。我が家は、出かける時は玄関から出ますが、それ以外は裏口の勝手口を使うことが多かったです。

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 玄関のところに早速、こちらで過ごすためのヒントがありました。もちろん、英語でも平気してあり、非常に分かりやすいです。これまでのお客様の意見などをふまえて、少しずつこのようなアドバイスや注意書きを増やしていったそうです。これらは蓄積されたノウハウなので、実践すると快適さが増すと思います。

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 門燈のスイッチはどこ?と思っても、このように分かりやすく表示されているので、全く迷うことはありません。

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 玄関を入ったところには、ガイドブック等が置いてあります。それ以外にも応急箱やアルコール消毒液も設置してあります。

居心地の良いリビングルーム

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 こちらがリビングルームです。窓際には座り心地の良いソファがあります。漆喰で綺麗にリノベされた壁は綺麗で、正方形の小窓はその右側にあるフタのようなものでカパっとはめるようにすれば閉めることができます。

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 このソファが何とも言えず快適で、子供たちのお気に入りのスペースとなりました。このリビングルームには冷暖房があります。扇風機もあります。夏場でもクーラーをつけずに、窓からの心地よい風でちょうど良いくらいです。

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 リビングルームにあるダイニングテーブルです。大きいので使いやすいです。奥は台所です。見えづらいですが、真ん中に茶色のドアが見えますが、こちらが裏口から出る勝手口です。ここを開けて出ると、ページ上部にあるように素敵な屋外施設があります。野菜採りに行く時も、こちらの勝手口を使っていました。

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 リビングルームには(リビングルームとダイニングループは繋がっているので、リビング・ダイニングですが)、宿泊者用のゲストブックや畑にある野菜の種類等のインフォメーションがあります。

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 このゲストブックを見ると、外国人の方も結構宿泊しているのが分かります。せっかくなので、これから宿泊する皆様も書かれてはいかがでしょうか?その上の募金箱は、野菜を収穫させて頂いたら、その感謝の気持ちとして里山整備協力金に募金しましょう。(イヤホンは私のものなので、はこやの設備ではありません)

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 その上には、現在どの場所にどんな野菜があるのかが分かるようになった地図があります。こう見ると、敷地はかなり広いことが分かります。具体的な野菜収穫の様子は次回以降のブログでご紹介致します。我が家は、毎日その日に食べる分だけ収穫させて頂き、新鮮な状態で食べました。

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 熊注意の張り紙がありますが、岩手県を旅行してみると「熊出没注意」という看板をよく見かけます。それだけ自然と人間が近いということです。長年こちらで暮らすホストも、一度だけ見かけたそうです。人里にはほとんど現れないようですが、野菜採り等に行く時は念のため、洗濯機のところにある「熊鈴」をつけて行きましょう。

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 ダイニングテーブルの上には、宿泊者用の注意書きや電気のリモコン、部屋の鍵等がまとめられていました。コロナ対策で、ホストに会わないよう希望する方向けにこのように分かりやすく置いているとのことです。しかし、スーパーホスト木戸さんに会わないのは、はっきり言ってもったいないです。適度で心地よいおもてないが最高ですよ!

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 こちらはリビングルームの窓です。外には綺麗な水田が広がります。耳を澄ませば、せせらぎの音も聞こえます。残念ながら蛍はいませんでした。季節的に少し遅かったようです。以前岩手に来た時に、多くの蛍を見てそれが強く記憶に残っています。

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 その窓に貼ってある注意書きです。確かに夜は真っ暗なので、少しでも明かりが点いていると虫が集まってきます。虫が嫌いな子供たちは、初めはヒーヒー言っていましたが、最後にはかなり慣れたのか、何も言わなくなりました。

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 夕暮れの里山の風景です。このような夕焼けを見ながら日が暮れ行くのをぼんやりと見るということが、都会生活では全くないことに気付きます。これが一番の贅沢ではないでしょうか。

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 はこやにも夜が訪れようとしています。そろそろ写真もかなりたくさん掲載したので、「岩手の素敵な民泊はこや」の第1回目はこの辺でおしまいにしたいと思います。次回は、はこやの部屋や設備などを中心に、詳細な情報をお伝えしていきますので、宜しければ是非ご覧ください。

 

 

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