子供三人家族の海外&国内旅行!

子連れ海外・国内旅行、特に子供が多い方の参考になればと思います。

2019年クアラルンンプール旅行④シンガポール~クアラルンプール機内・設備編

クアラルンプールまでは最新鋭の飛行機で

 前回までの旅行記では、成田空港から経由地であるシンガポールまでの機内と機内食の様子をお届けしましたが、今回はシンガポールからクアラルンプールまでの機内の様子をお届けします。

 成田空港では、まさかのシンガポール航空の遅延で1時間遅く離陸しましたが、シンガポール到着は20分ほど遅くなっただけなので、無事にクアラルンプールへの便に乗り継げました。

 シンガポール航空を利用する場合、シンガポールからクアラルンプールまでは1日10便ほどありますが、シンガポール航空の機材で運航する便と、シンガポール航空の子会社であるシルクエアの便に分かれます。我が家が行った時期は、シンガポール航空の機材での運行は1日1便でした。

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 シルクエアーの機材は、エアバスA320かボーイングB738です。シンガポール航空の子会社だけあって、機材も古くなく特に問題があるとは思いませんが、設備にはやはり差があります。例えば、シルクエアーの機材にはモニターがありません。

 今回は数少ないシンガポール航空の機材でのフライトを選択しましたが、その理由は設備の違いもありますが、運行機材がエアバスの最新鋭であるA350-900という機材で運航されていることでした。

 こちらの機材は一番古いものでも2018年製という、超が付くほど最新鋭の機材です。日本でも最近JALが採用しましたが、この飛行機に乗りたかったというのが、この便を選択した大きな理由でした。世界で一番多い飛行機が飛んでいる(ということは移動する人が多いということです)シンガポール~クアラルンプール間の路線だけあって、シンガポール航空も力を入れているのでしょう。

エアバスA350-900に搭乗!

 それでは早速、シンガポール航空のA350-900に搭乗してみましょう。シンガポール航空の日本便は全てチャンギ国際空港の第3ターミナルに到着します。クアラルンプールまでの飛行機は、第2ターミナルから出発するので移動する必要があります。

 チャンギ国際空港は巨大空港なので、ターミナル間の移動には時間がかかりますが、今回は成田~シンガポール便が遅延したこともあって、急いで移動しました。第3ターミナルと第2ターミナルはモノレールで移動できますが、モノレールには第2ターミナルだけではなく、第1ターミナルへの移動用のものもあり、間違って乗るとそれぞれのターミナルに行くには、もう一度戻って来なければならないので面倒です。下記のチャンギ国際空港のホームページにMAPなどが掲載されているのでご参照ください。

  ターミナル間の移動は20分ほどあれば可能だと思いますが、チャンギ国際空港では搭乗前にもう一度、手荷物検査があるので、30分はみておく必要があると思いました。

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 何とか間に合い、機内に搭乗しました。大型の飛行機ですが、搭乗率は7割ほどでした。日本で既に座席指定はしておいたので、家族そろった座席に座れました。子供連れであれば座席指定料金は無料なのは日本線も同じですが、飛行機の後方しか無料でなかった日本線に比べ、クアラルンプール線は飛行機の真ん中より少し前までの座席の指定が無料でした。

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 ギャレーも最新鋭だけあってピカピカです。でも、このシンガポール~クアラルンプール間は食事は出ません。飲み物だけです。

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 座席に座ってみると、まず目についたのは大きなモニターです。タッチパネル方式で、離陸前から番組を楽しむことができました。成田から乗ってきたA380機より大型のモニターです。

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 ドリンクホルダーとテーブルです。新しい機材のためか傷一つありません。機内がピカピカというだけで、なぜか安心感が出てきます。

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 実際に席に座ってみると、かなり余裕があるのが分かります。私の身長は約178cmですが、それでもこれだけ余裕があります。やはりLCCとは違いますね。短距離路線ではありますが、シートピッチが広いと足も組めるので楽です。

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 離陸前の映像が始まりました。機材が新しいだけあって、映像も新しくなっています。全ての乗客が搭乗したので、後は出発を待つだけです。

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 チャンギ国際空港を離陸してすぐにタナメラフェリーターミナルが見えました。ビンタン島やバタム島にはこちらから行くことになります。こう見ると、空港のすぐそばなんですね。

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 飛び立ってからすぐに急旋回すると、チャンギ国際空港の全貌が見えました。これだけでも巨大空港なのは分かりますが、ちょうど先ごろ、更に新しい滑走路の建造が始まるとニュースになりましたね。成田空港も新しい滑走路ができるそうですし、ますます飛行機ファンには楽しみが増えます。

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 安定飛行に入りベルトサインが消えました。とは言っても、距離が近いので高度は低いです。少し飛行機の中を探検してみます。

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 飛行機の中を探検といってもトイレぐらいしか行くとこはありません。新しい飛行機なのでもちろんピカピカなのですが、細かいところで手すりが工夫されていたり、様々な配慮が伺えます。

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 新しいモニターでは、様々な角度から飛行経路を見ることができます。もちろんタッチパネル方式なので、拡大や縮小・回転もできます。こう見ると、シンガポール~クアラルンプールは本当に近いですね。

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 シンガポール~クアラルンプール間は食事は出ませんが、飲み物は出ます。コーヒーかオレンジジュースの2択でした。本当にあっという間に着くので、ゆっくり飲んでいる暇もありません。こんなに早く着くのでは、軽食でも出すのは難しいでしょう。

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 さっきベルトサインが消えたと思ったら、高度が下がってきて、またベルトサインがつきました。もう到着?コーヒーが熱くて全然飲み終わっていません・・こう見ると綺麗な雲海ですが、クアラルンプールは曇っているのでしょう。

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 着陸態勢に入り、機内も暗くなりました。窓から下を見ると、ちょうどマレーシアの首都機能があるプトラジャの上空でした。ピンクモスクはどの辺でしょう?

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 クアラルンプール国際空港に到着です。本当に久しぶりで、約12年ぶりです。以前と変わったことは、お店が増えたことと、LCCターミナルが出来たことです。飛行機が到着したのは、空港本体のビルから離れたサテライト(離れ小島のようなイメージのターミナルです)なので、無人の電車で到着ロビーのある建物に向かいます。

 以前は、なぜこのような無駄とも思えるサテライトを作ったのかと思いましたが、空港の本体から隔離されていれば、それだけ一般の不審者が入り込める確率は減るわけで、テロやハイジャック対策には有効だと思いました。

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 空港の本体ビルに到着後、案内に沿って歩けば迷うことなくイミグレーションに着きます。ご丁寧に日本語の案内もあるので安心です。一つだけ注意があるとすれば、空港のトイレが汚いということです。できれば飛行機の中で済ませてきた方が良いです。

 イミグレ―ションはやや混んでいましたが、15分ほどで通過できました。審査官には、顔写真と指紋を取られます。質問などは特に何もありませんでした。隣の外国人の方はいろいろと聞かれていましたので、日本のパスポートの力は絶大です。ということは、悪い人にとっては最も盗みたいパスポートだということです。注意しましょう。

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 手荷物受取レーンですが、これが少し分かりにくかったです。手荷物受取レーン自体とても広いですし、フライトナンバーを表示する電光掲示板も、コードシェア便の番号も同時に表示されるので、自分の便を探すのに少し迷いました。

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 パブリックゾーンに出たところです。今回はホテルの送迎を頼みましたので、手荷物受取場からの自動ドアを出たところに、私の名前を書いた紙を持っている方をすぐに見つけられました。ホテルの送迎をお願いしている方は、出てすぐ左の辺りに、名前を持ったスタッフの方がいる場合が多かったです。

 なお、この出口は一つしかありませんので、別の出口から出てしまって、お迎えのスタッフに出会えないということはないでしょう。グラブを呼ぶ方は、こちらで呼べば外に出るドアの前まで来てくれます。その際には、何番ドアの前にいるか伝えるとスムーズだということです。

 タクシーやバスの場合にも、案内通りに行けばほぼ迷うことはないでしょう。ただし、くれぐれも客引きのタクシーなどにはついて行かないようにしましょう。タクシースタンドを通してクーポンタクシーに乗れば定額制で安心だということですし、事前にタクシー配車サービスのグラブに登録しておけば、安心してホテルまで連れて行ってくれます。グラブの使い方については、Web上で情報はたくさん出てきますし、私の下記のブログも参考にしてみてください。

 さて次回からは、クアラルンンプールのホテルの様子や観光地の情報をお伝えしていく予定ですので、よろしければ是非またご覧ください。


 

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