子供三人家族の海外&国内旅行!

子連れ海外・国内旅行、特に子供が多い方の参考になればと思います。

2019年クアラルンンプール旅行①成田空港にて飛行機遅延・・

いつも通り成田空港に

 今年の夏休みの我が家の旅行はマレーシアの首都クアラルンプールです。マレーシアは4回目ですが、子連れでは初めてです。いつものブログですと、第1回目の旅行記は往路の飛行機からなのですが、今回は成田空港でちょっとしたトラブル、と言いますか、ちょっとした遅延があり、幸先悪いスタートとなってしまったので、その顛末の旅行記からスタートします。

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 さて、今回はシンガポール航空を利用して、シンガポール経由でクアラルンプールに向かいます。シンガポール航空は成田空港の第一ターミナルの南ウイングですが、少し早く着いてしまったため、屋上の展望フロアに飛行機を見に行きます。成田は羽田に比べて遠いですが、いろいろな飛行機が見れるので楽しいです。

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 シンガポール航空のチェックインは出発の3時間前からなので、それまでは空港内のショップで子供用の本などを買って過ごします。ちょうどその頃、シンガポール航空からメールが来て、出発便がディレイ(遅延)するということでした。

 目的地がシンガポールであれば焦らないのですが、今回は乗り継ぎです。またシンガポールでの乗り継ぎ時間が短いため、遅延をすると乗り継ぎ便に乗れない可能性もあります。どのくらいの遅延か分からなかったため、急いでカウンターに向かいました。

必死で交渉する

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 シンガポール航空のカウンターは成田空港第一ターミナル南ウイングのGカウンターです。まだ3時間前なので人は少なく、遅延していることも知らない方がほとんどでした。

 遅延の詳細ですが、シンガポールからの飛行機の到着遅れのため、1時間ほど出発が遅れるということでした。当初の予定ですと、17:20にシンガポールに到着し、乗り継ぎ便のクアラルンプール行きの出発時間が18:45なので、問題なく乗り継げるのですが、1時間の遅延となると18:20の到着となり、乗り継ぎ時間が25分しかないため、この場合、次のクアラルンプール便に変更となります。

 ここで困ったことがありまして、宿泊先のホテルに空港までの送迎を頼んでいるのです。次の便になった場合は、当然ホテルにも連絡をしなければなりません。カウンターのスタッフさんにこの話をすると、次の便になった場合には、「お客様自身でホテルに連絡を取り、次の便になるということを伝えてください」とのこと。ちなみに、シンガポールからクアラルンプールまでの次の便は手配ができるということでした。ここまでが当初の話・・

 さて、交渉の始まりです。「お客様自身で連絡してください」と言われても、成田でもシンガポールでも、マレーシアまで国際電話をしなければなりません。国際電話?どうやってかけるの?何て言えばいいの?まあ、時間をかければできないことはないのですが、「飛行機が遅れます→次の便を手配します→あとはよろしく」と言われて「はい、そうですか」って訳にはいきません。私一人であれば何とかなりますが、子供がいるのですから。

 さっさと次の便への手続きを進めようとするスタッフさんに、どうしても乗り継ぎができないのかと尋ねると、「出発は1時間送れるが、いつもよりもスピードを出して行くので、到着は17:50の予定です」とのこと。なぜいつもそのスピードで行かないんだと心の中で言いつつ、「55分あれば乗り継げるのでは?」と尋ねると、「ぎりぎりなので、確約できない。現地で乗り継げず、乗り継ぎカウンターで手続きするよりは、この場で次の便を確約してしまった方がリスクが少ない」と。

 いやいや、それではさっき言った通り、ホテルに国際電話しなければいけないし、もし連絡がつかなかった場合には、送迎代金が無駄になってしまうと言うと、それならば私が国際電話をする手伝いをしてくれるということになりました。一瞬、次の便でもいいいかも、と思いましたが、シンガポールチャンギ空港に行ったことがある方はお分かりかと思いますが、55分あれば通常は乗り継げます。

 次の便にすると到着が2時間ほど遅れ、ホテルに着くのは深夜になってしまいます。飛行機が通常よりも早いスピードで行ってくれればいいだけの話で、55分の乗り継ぎ時間が確保できれば良いのです。スタッフさんにそう話すと、「確かに55分あれば、乗り継ぎは可能かと思います」。あれっ?少し言い方が変わってきた?「しかし、やはり確約はできませんので、乗り継げなかった場合はお客様で乗り継ぎカウンターに行く必要があります」。

 さて困りました。皆さまならどうしますか?私一人であれば、迷わず予定通りの便にします。しかし小さい子供がいるので、確実な方法を選ぶか・・ホテルへ連絡するのも、手伝ってくれると言うし・・

 結論は、「予定通りの乗り継ぎ便で行く」を選択しました。一応、念の為、シンガポールに到着した時に、日本人もしくは日本語が話せるスタッフさんのサポートが受けられるのか尋ねると、到着便の場合にはシンガポール航空では英語スタッフのみの対応だということでした。英語対応でも問題ないのですが、仮に乗り継げない場合に、話が早く進むように、サポートを受けたい内容(乗り継ぎ便の変更の手配・ホテルへの国際電話での連絡など)を現地のスタッフさんの申し送りして頂きました。

 さて、この選択が吉と出るか凶と出るか?次回からのブログをぜひご覧ください。まあ、当初のビジネスライクな対応からすると、交渉でかなりのサポート体制は構築できたかと思います。言うべきことは言わないと損をする、外国では当たり前なんですけどね。

搭乗時間までゆっくりと

 当初の予定通り行くと腹が決まると、もう後は下駄を預けるしかありません。開き直って空港を楽しむことにします。遅延の特典(?)という訳ではありませんが、空港内で使える食事券を、一人2千円分頂きました。我が家は5人なので、1万円分です。1万円あれば、かなり豪華なものが食べれるはず、でもお腹はすいていない。取り合えず、セキュリティエリア内に行きます。

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 手荷物検査場では、ペットボトルの飲料は全て没収されます。水筒に入った飲料については、実際に飲んでくださいと言われます。手荷物検査は厳しいとうんざりしますが、これくらい厳しくやって頂ければ安心です。

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 成田空港は現在拡張工事中であり、新しいお店も増えています。デルタ航空が羽田にシフトするなど、東京のメインエアポートを羽田空港に移管する航空会社も増えてきています。羽田と競争しながら、成田の拡張工事も続きます。

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 以前はあまりなかった休憩スペースも増えたような気がします。航空便の増加と乗り継ぎ客の増加を見越して、ゆっくりできるスペースを増やしているのでしょう。シンガポールチャンギ空港のように国際的なハブ空港を目指すには、このような休憩スペースの更なる充実が求められます。

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 さて、遅延のお詫びにと頂いた5人で合計1万円分のお食事券ですが、お腹もすいておらず、飛行機に乗ればすぐに機内食が出ることも分かっていたので、制限エリア内のスターバックスでコーヒーと子供たちにはケーキでも買ってあげようということで、こちららのスタバそばの休憩スペースに来ました。

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喫煙スペース内は綺麗です

 こちらの休憩スペースは広くて、喫煙者には喫煙スペースもそばにあるので便利です。私は吸わないのですが、撮影のために入ってみると、全くたばこの臭いがせず、快適なスペースとなっていました。

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 こちらは一人1枚配られるお食事券です。取り合えずスターバックスで使いましたが、使えるのは食べ物のみで、カップなどの食べられないものには使用できません。

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 子供たちにケーキとジュース、大人にもケーキとコーヒーというプチ贅沢をしてみました。普段では絶対にこんなに買いません。それでもまだ4千円ぐらいしか使っていません。遅延といっても1時間なので、時間はあっという間に過ぎます。

 また、今回のシンガポール航空の機材は、A380という総二階建ての超大型機のため、駐機場所が第一ターミナルの一番端で遠いのです。早目にゲートに移動することにしました。

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 今回の搭乗口であるゲート46に来ました。第一ターミナルの一番端であり、シンガポール航空のA380以外にも、大型機が駐機していました。ゲートのすぐ隣にキッズスペースがあるので、子連れには便利な場所です。

 さて、使いきれなかった残額6千円のお食事券はどうするか・・ゲートの近くにカフェがあったので、ここでコーヒーでも買って機内に持ち込もうかとも考え、取り合えずカフェに行きました。

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 ファソラカフェです。よく見ると、コーヒーやジュース以外にもビールもあります。ビールという気分ではなかったので飲みませんでしたが、お好きな方はここでお食事券を使うのもいいかもしれません。サンドウィッチやペットボトルの水やお茶もあります。全てお食事券が使えるということです。

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 ん?カフェの裏にお土産用に日本のお菓子が売っています。ダメ元で、このお菓子もお食事券で買えるのかスタッフさんに聞いてみると、「当店で売っているものは、全てお食事券が使えます」という明快な回答!ではでは、余ったお食事券で、このお菓子を大人買いさせてもらいます!

 これらのお菓子は機内での子供たちのおやつと、現地で日本のお菓子が食べたくなった時のおやつ、更には帰国後のおやつにまでなりました。同じシンガポール航空の利用者で、我が家と同じようにこのファソラカフェでお菓子を大量に購入している方は多かったです。海外に住む方へのお土産にもいいかもしれません。

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 お食事券1万円分を全て使い切り、あとは飛行機に乗るだけです。既に乗っていくシンガポール航空の超大型機A380が待っています。何とかシンガポールチャンギ空港に、乗り継げる時間内に着いてくれ~と祈りつつ、次回の旅行記に続きます。

 

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