2019年クアラルンンプール旅行②成田~シンガポール機内・設備編
シンガポール航空A380大型機
前回のブログで、1時間の遅延で成田空港を出発と書きましたが、今回のブログではその遅延便の搭乗記を書きます。2019年の夏休みの旅行はクアラルンプールにしましたが、目的地までの航空機は直行便ではなく、経由便のシンガポール航空を利用しました。
なぜシンガポール航空にしたか、どの位前にいくらで予約したか等は、別の機会にブログに載せる予定ですが、一言で言うと「コスパ」です。安さを追求すれば、もっと安い航空会社もありますが、サービスや安全性に問題がありますし、便利さを追求して日系航空会社の直行便を利用すれば値段が上がります。
シンガポール航空は、サービスについては文句なく世界でもトップクラスですし、航空機も新しいものを積極的に導入しているため安全性にも優れると言われます。またシンガポール航空を使用してシンガポールに行く場合には値段は高めですが、シンガポールを経由してシンガポール以外の目的地に行く場合には、比較的安いチケットが出ます。今回は総合的にコスパで判断してシンガポール航空の経由便にしました。
シンガポール航空は、東京からは羽田と成田に就航しており、2019年10月現在、毎日羽田から4便・成田から2便の6便体制で運航しています。普段は東京では羽田を利用することが多いのですが、なぜ成田にしたかというと、羽田線はシンガポール航空の中でも比較的古い航空機を使用していること、超大型機であるエアバス380に乗ってみたかったことなどが理由です。
エアバス380は最も大きい旅客機で、最近ではANAもハワイ線に導入したので有名ですが、実は生産終了が決まっており、機会がなければ乗れないかもしれません。さて、そのエアバス380はどうだったのか?今回は機材・設備編、次回は機内食編をお送り致します。
初搭乗!エアバス380
さて、1時間遅れで機内に向かいます。いつもより早く飛んでくれなければ、シンガポールでクアラルンプール行きに乗り継げません。祈るような気持ちでボーディングブリッジに進みます。
だんだんと超大型機が見えてきましたが、近づくにつれてその大きさが分かります。特に総二階建てなので、他の航空機と比べて高さが違います。そのため、どこか「すんぐり」した印象を与えます。
1階後方のエコノミー席に座ります。各座席には、このような枕と毛布が配られています。前回シンガポール航空を利用した時は、機内が非常に寒くて毛布を被っていましたが、今回の機材はそこまで寒くなく快適な温度でした。
非常にありがたいことに、各座席のモニター横にUSBが付いています。これでスマホやカメラ等の充電をすることもできます。その下にはLANケーブルも付いています。お金を払えばネットにも接続できるのでしょうが、今回は利用していません。
比較的大き目のモニターです。離陸する前から番組を見ることができます。シンガポール航空はエンターテインメントも充実しており、映画の本数もかなりあります。外国語の映画も日本語の字幕で見れるので退屈しません。また日本映画も充実しており、子供用にはドラえもんやクレヨンしんちゃんの映画もあるので、それを見せておけば飛行機の中もおとなしくしていると思われます。エンターテインメントの番組は、事前にシンガポール航空のホームページでチェックできます。
機内はこのような感じです。総二階建ての航空機といっても、天井が低いということはありません。夏休みということもあって、機内は満席でした。
いよいよ離陸です
遅延しているためか、乗り込んですぐに航空機は動き始めました。座席から外を見ると、超大型機ということもあって翼も長いことが分かります。
滑走路に向かう途中、ANAのエアバス380が沖停めされていました。CMでもよく見る海亀の模様の航空機です。今乗っているシンガポール航空のエアバス380の隣のブリッジにアシアナ航空のエアバス380が停まっていたので、やむを得ず沖停めしているのでしょうか?大きい飛行機は場所を取るので、いっぺんには停められないのかもしれません。
成田空港を飛び立ちます。このエアバス380ですが、重量が重いせいか、なかなか離陸しません。滑走路で走り始めて、かなり走ってからの離陸になります。また離陸も急上昇ではなく、少しずつ高度を上げていくような離陸です。
機内をぶらぶら
高度も安定し、ベルトサインも消えたので少し機内をぶらぶらしてみます。
こちらは機内の最後部にある窓です。窓の下半分は望遠鏡のようになっていて、遠くのものが大きく見えるように工夫してあります。
トイレは最後部には3か所あります。頻繁にCAさんが掃除に来るので、いつでも綺麗です。また、おむつを替えるための台も設置してあるので、赤ちゃん連れの方も安心です。
最後部から機内を見渡します。エコノミー席はこのブロックとその先にもあと2ブロックあります。更にその先は、プレミアムエコノミー席とファーストクラスであるスイート席です。このエアバス380の2階部分は、前方がビジネスクラスと最後尾がエコノミー席となっています。
最後部には2階へ上がる階段があり、特に上ってはいけないということもなさそうですが、誰も上り下りしていなかったので、私も上がりませんでした。
機内食を食べ終わってから外を見ると、ちょうどフィリピン上空でした。上の写真はミンドロ島上空で、下の写真は島を通り抜けた辺りの小さな島々です。機内食を食べて少し映画を観たら、あっという間にフィリピン上空でした。
シンガポールのチャンギ空港に向かって高度を落としていくと雲が近づいてきて、チャンギ空港のターミナル3に到着しました。
機内食については次回のブログで取り上げますが、シンガポール航空を利用しての成田~シンガポール間はあっという間でした。機内食も美味しいですし、映画等のエンターテインメントも充実しているので、子供たちも全く文句を言うこともなくおとなしくしていました。
さて、成田を遅延して出発したこの航空機ですが、いつもよりスピードを出して飛ぶと言っていたその言葉通り、25分ほどの遅れで到着してくれたので、無事にターミナル3からターミナル1に移動し、クアラルンプール便に乗り継げました。(このあたりの成田の空港スタッフとのやりとりは前回のブログをご覧ください)
成田空港でのスタッフの言う通りにしていたら、クアラルンプール便が次の便になり、現地到着が夜中になっていました。シンガポールからクアラルンプールの便についても今後のブログで取り上げていく予定ですので、よろしければまたご覧ください。
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